宇宙から守る私たちのインフラ:SAR衛星の可能性

宇宙から守る私たちのインフラ:SAR衛星の可能性

「宇宙開発を、もっと身近に。」このサイトが掲げているテーマって、本当にその通りだなって最近つくづく思うのです。特に、衛星データって私たちの生活にダイレクトに関わってくる分野だと思うんです。

SAR衛星とインフラ監視

最近、特に注目しているのが「SAR(サー)衛星」という人工衛星です。これは合成開口レーダーの略で、自分からマイクロ波を飛ばして、その反射を観測するタイプの衛星なんです。何がすごいかって、昼夜や天候に関係なく、地上の様子を非常に高精度に観測できること。

この技術を使って、橋やビル、ダムみたいな大きな建造物が、ミリ単位でどう変化しているかを宇宙から監視できるんです。日本でも、SynspectiveさんやQPS研究所さんみたいなスタートアップが、このSAR衛星を次々に打ち上げています。

Google Earth Engineで衛星データに触れる

実は私たちでも気軽に衛星データに触れられるツールがあるんです。それが「Google Earth Engine」。ちょっとプログラミングの知識が必要になりますけど、短いコードで指定した場所の過去と現在の衛星写真を見比べたりできるのです。

// 見たい場所(例えば東京駅周辺)を指定します
var aoi = ee.Geometry.Point([139.7671, 35.6812]).buffer(1000);

// Sentinel-2の画像を集めます
var collection = ee.ImageCollection('COPERNICUS/S2_SR')
 .filterBounds(aoi)
 .filter(ee.Filter.lt('CLOUDY_PIXEL_PERCENTAGE', 20));

// 1年前と今の画像を探します
var image_before = collection.filterDate('2023-05-01', '2023-05-31').median();
var image_after = collection.filterDate('2024-05-01', '2024-05-31').median();

// 地図に表示
Map.centerObject(aoi, 15);
Map.addLayer(image_before, {bands: ['B4', 'B3', 'B2'], min: 0, max: 3000}, '1年前');
Map.addLayer(image_after, {bands: ['B4', 'B3', 'B2'], min: 0, max: 3000}, '現在');

身近な宇宙技術の未来

今回のことを調べてみて、改めてこのサイトが伝えてくれている「宇宙開発の身近さ」を実感しました。私たちの知らないところで、私たちの安全な毎日を静かに支えてくれている。そんな宇宙技術の側面に触れると、なんだか宇宙との距離がぐっと縮まったような気がします。